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FOMA D902iから企業を見る

ニュースで報道されているので、ご存知の方も多いと思いますが、NTTドコモはら発売されているFOMA D902iの電池が異常発熱を起こすと言う問題が発覚した。

実は、製品を製造した時、メジャー、マイナーを問わず問題が発生する事は多い。家電、自動車関連の仕事をしていると、そんな話は良くある。特に初期ロット(笑)

その為、初期ロットの製品を購入するのは、ちょっぴり勇気がいる。しかし新しい製品を誰よりも先に購入して、目立ちたいとか、自慢したいという欲求は誰でもお持ちであると思うので、多少のリスクは考慮して、購入に踏み切る。

まぁ、もし不良が出てもメーカーが対応してくれる。と購入者は思っている。はず。
しかし、もしメーカーが不良を隠した場合は、その信頼関係は崩れ落ちる。

今回NTTドコモのケースも、それに当たる。NTTドコモのメイン製品であるFOMAシリーズのFOMA D902iの電池の問題。因みに機種名の前についているアルファベットは、製造メーカーを指します。

今回のFOMA D902iの場合は、D。Diamond製、つまり三菱電機が製造したものです。ただ本体は三菱電機製ですが、電池は三洋電気が製造したものでした。

問題は、FOMA D902iの電池が異常発熱をするという問題が発覚しながら、ユーザーに公表せずに、問題を隠蔽したと言う部分である。

以前、雪印、三菱自動車なども発覚した問題を隠蔽すると言う事件がありましたが、企業の社会的信頼を失いますね。もちろんトップにその様な考えは無いと思いますが、経営理念がしっかり末端まで行き届いていない、教育が徹底されていないと言った問題から来るものでしょう。

ライブドア問題なども含め、上場企業の社会的役割、経済への影響度をしっかりと認識して頂き企業の運営を行なって欲しいものですね。

そうそう、今回の異常発熱の電池は、D902iのみならず、D902iSやD903iにも使用されている可能性もあるのでご注意を。
by u-kj | 2006-12-08 13:06 | 時事
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