福袋と日本経済?

お正月にはたくさんのイベントがありますが、ショッピングでのイベントと言えばやはり福袋ですね。今年もデパートやショップは、有名ブランド、高級品など様々な福袋を用意してました。中には100万円を越える福袋もありましたね。

私自身福袋を買いにデパートに並んだ経験は無いのですが、テレビを見ていると凄まじい数の人が列を成しておりました。

福袋を買い求める人は、福袋を1個買って終了ではなく、何個も買うんですね。中には10個以上の福袋を持っていながら、更に他店へ行き福袋を買い求めていました。

デパートによって開店時間が異なるので、松屋へ行って、福袋をゲットして、その後三越に行くという作戦を立てている人も居たようです。

テレビを見ていて驚いたのが、渋谷109の福袋。内容ではなく、福袋をゲットした人の後の行動です。渋谷109の前で福袋を開けて、いらない物はその場で販売したり、交換したり。109前がフリーマーケット会場と化していた光景には驚きました。

例年、デパートの初売りの売上高がその年の売上状況を占うと言った事を耳にしますが、近年その定説は崩れつつあると思っています。

インターネットの普及により、個人が商品の売買をする事が容易になった事が理由のひとつではないでしょうかね。

つまり、いざなぎ以来の長期経済成長が続いてはいるが、個人消費は伸びていない。今回の福袋購入者増は、個人の利益確保の為に使われていると言う事です。

その理由はヤフオクを見れば明らかである。ヤフオクには人気ショップの福袋が多数出品されている。しかも、購入してから数時間後。最初からヤフオクでの販売を目的として購入している人ですね。

購入価格+¥5,000で福袋を10個販売すれば、5万円の利益が出ます。都心部に住む人ならば購入しないかもしれないが、福袋を購入するのにわざわざ遠方から来なければならない人は購入するでしょうね。5時間並んだって、半日で5万円の利益が出れば、大満足でしょう。

実際デパートも福袋を販売した初売り日は昨年よりも売上がアップしたが、翌日からは売上がダウンした。この売上高が現在の日本の経済を鮮明に映し出していると思った。国内での個人消費が増えなければ、国内の経済は上昇していかない。

ならば、いのしし年は必ず株価が上昇するという言葉に期待をするか、政府が個人消費を高める為に策を講じるのを祈るのか、しかしながら、これから本格的な経済成長を推進しようとする時に金利を上げようとする動きに不安を感じながらも、終了間際の御節料理を摘むのでした。
[PR]
by u-kj | 2007-01-05 16:12 | 買う
<< 年末ジャンボの記録更新中 浅田真央 >>